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このブログでは私たちの身の回りで起きていることを「科学」している本を要約していきたいと思っています

人生におけるガイドライン「ORIGINALS~誰もが人と違うことができる時代~」

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「ORIGINALS~誰もが人と違うことができる時代~」

 

1.オリジナリティを発揮して成功する人はどんな人か

・既存のものに疑問を持つこと

ex.いつもなんとなく検索するときはサファリを使っていいるが、もっと良いブラウザはないか

・リスクのバランスをとること

ex.グーグル創業者ペイジとブリンは1996年にネット検索の性能向上方法を見出したが、1998年まで大学院で学業を継続していた。

 映画監督エバ・デュバーネイは本業の広報の仕事を続けつつ、最初の三つの作品を作った。

→成功者はいたって普通の一般人ばかりである。

 

2.きらりと光るアイデアとは

・アイデアの正確な評価は同じ分野の仲間に求めるべき

 

・アイデアが成功するかどうかは直感ではなく分析し(実用性など)判断すべき

 

・アイデアの成功を予測するためには、相手がそれまで「成功してきたかどうか」ではなく「どのように成功してきたか」見るべき

3.話を聞いてもらい非難を受けないようにするには

 

・地位のない人が権力を行使しようとすると非難される

 

・信頼を得ることで特異性信用(ある集団が求める言動から、どの程度逸脱してもよいかを表す許容範囲)が拡大する

 

・利点を強調して、欠点は最小限に留める→相手が支持してくれる場合のみ効果を発揮

 

 欠点を強調する→相手が疑いの目を持っているときに効果を発揮

理由:聞き手の警戒心が和らぐ、自分を理知的に見せれる

 

・考え方や対象に繰り返し触れさせることで、それらが受け入れやすくなる。(単純接触効果)

 

・発言は上下層に向かってすべき(中間層は現状維持を好む傾向があるため)

 

4.行動をとるべき時期

・アイデアを出したい情熱があるなら→先延ばしすることにより創造性が生まれる。

 

・最初に行動にうつすひと(先発者)だからといって、成功確率が上がるわけではない

 

5.どのように仲間を作るべきか

・同じ価値観を持つ人と協力するとき、目標ではなく目標達成のための手段が共通していることが重要である。

 

・フレネミー(ときに応援してくれるが、またある時は邪魔をしてくる人)を切り捨て、常に邪魔をしてくる敵こそが最強の味方になりうる。

6.オリジナリティを獲得する上での家族、環境

・長男長女より、あと生まれのほうがリスクを受け入れやすい

 

・他人への影響を考えることにより、妥当性の論理(私はこのような状況で何をすべきか)が働く

手の清潔は患者を病気から守ります→〇

手の清潔はあなたを病気から守ります→×

・行いではなく人柄に触れることで、妥当性の論理が働く

不正するな→×

不正する人になるな→〇

 

・子供にしっかりとした価値観を培うにはお手本となる人物を見つけださせること

 

7.強い組織とは

・企業においては雇用方法に企業文化に溶け込むという絶対条件がある「献身型」が強い

→しかし、市場が動的であれば「献身型」は弱い

理由:企業文化が凝り固まり、違う視点からの意見を受け入れづらくなる。

対策:価値観の一つとして多様性を掲げる

   互いに反論できる環境づくり

   自分が正しいつもりで議論し、自分が間違っているつもりで話を聞く

   科学を採用する

8.行動を起こすときに直面する感情

・行動を起こす覚悟が決まった後は戦略的楽観主義より、防衛的悲観主義が効果を発揮する

戦略的楽観主義:最高の結果を予測し、冷静を保ち、目標を高く設定

防衛的悲観主義:最悪の結果を想定し、不安を感じながら、起こりうるあらゆる悪い事態を想定

・緊張しているときは落ち着いているより興奮していると思うほうがうまくいく

 

・恐怖を和らげるにはユーモアが効果的

 

・多数派に流されないためには味方を一人だけでも見つけるといい

 

・行動させるために切迫感を与えるには利益ではなく、損失に目を向けさせる

→行動しなければ損失がある場合は、リスクをとってでも行動することに魅力を感じる

 

 

 

10倍の値段で買っても損しない!「シュガーマンのマーケティング30の法則」

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シュガーマンマーケティング30の法則」

この本はあのメンタリストのdaigoさんが10倍の値段で買っても損をしないと絶賛した本です。

普段何気なく物を買っている私たちも、この法則により買わされているかもしれません(笑)

実はこの法則を知った私は数日前、衝撃的な体験をしたのです。ですが、後程本の紹介が終わった後に話したいと思います。

今回も30ある法則の中で、とても印象に残った法則を紹介したいと思います。

 

1.人は権威により、買い物の確証を得る

 

一つ目に紹介する心理的トリガーは権威です。人は自分で頑張って稼いだお金を何かに使うとき、失敗するのを恐れます。この買い物は正しい買い物だという確証が欲しいのです。例えば、「スティーブ・ジョブズが絶賛した枕」「多くの有名人が愛用しているマフラー」「食べログ一位の当店!」「テレビ業界ナンバーワンの自社が出す新製品」などの広告があれば、自身の買い物は正しいという確証を得ることができます。ちなみに私自身もこの本を買った理由はあのメンタリストdaigoさんが10倍の値段で買っても損しない本!という権威付けにより、自身の買い物は正しいという確証を得て、購入に踏み切りました。ましてや、現役大学生でお金がたくさんあるわけでもないため、1500円ほどの買い物でも失敗したくなかったのです。そう思うと、私の消費はほとんどが権威付けにより、購入に踏み切っていることがわかりました。例えば、外食は評価が高い店に行こう、靴は聞いたことのあるブランドから買おう、本は誰かがおすすめしているやつを買おうなど。あなた自身この権威付けにより購買に踏み切っているものはありませんか。また、ものを売っている仕事をしている方はこの権威付けが役に立つかもしれません。

 

2.好奇心でお客を釘付けに

二つ目に紹介する心理的トリガーは好奇心です。本書の例を紹介します。ー著者のシュガーマンはテレビ通販でサングラスを販売していた。そこで、道行く人にサングラスを掛けさせ、その反応をビデオに撮った。中には素晴らしい反応をしてくれる人もいて、そうした反応をテレビで紹介すると様々な人が興味を持った。「あのサングラス掛けたらどんなふうにみえるのだろう」「かけた人があんなに夢中になっている」サングラス越しにどう見えるかはテレビにはうつさなった。せっかくわきあがった好奇心を台無しにしないためだ。シュガーマンはレンズを通した視界を見せないことでお客の好奇心をあおりにあおった。サングラスを通してみる唯一の方法はサングラスを買うことである。そして、多くの人々が実際に注文してきた。-このように好奇心は商品をお客にかわせる強力なトリガーなのです。ここで、わたしが冒頭で衝撃的な体験をした話を後程するといいました。気になっている方も多いと思います。そして、気づいた方もいると思います。そうです、これは私が好奇心という心理的トリガーを使ったのです。とても期待されていた方には申し訳ないのですがそのような体験談はありません。本書内でもこのようなテクニックが使われてまんまと罠にかかったので、わたしもやってみようと思いました(笑)そして、このトリガーを紹介することに決めました。ぜひ、あなたもやってみてください。

 

3.さいごに

 

今回は「シュガーマンマーケティング30の法則」のついて紹介させていただきました。ほかにも驚くようなお客が物を買う心理的トリガーが書かれています。ものを売っている方はもちろんものを買っている方の立場から見ても非常に面白いと思うので、ぜひ読んでみてください。

人とうまく付き合えていますか?「嫌われる勇気」

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嫌われる勇気

今回私が紹介する本は「嫌われる勇気」です。

この本は私の対人関係の悩みを解消してくれた、いわば人生を変えてくれた本の一つです。

この本を読む前、私はいつも他社の目線を気にし、嫌われているのではないかと感じたり、誰かに笑われていると常日頃感じていました。

もちろん対人関係もうまくいくはずがありませんでした。

今日はそんな自分を変えてくれた本について特に共感した一部分について紹介していきたいと思います。

この本は心理学の三大巨頭と称される、アルフレッド・アドラー思想(アドラー心理学)の本です。

 

  • トラウマは存在しない

  原因論とは現在の私は過去の出来事によって規定されているとすることです。

一方で、目的論とは現在の私の目的のために過去の出来事を引用していることです。

  アドラーは徹底的に「目的論」の立場をとっています

 

  原因論:幼少期、両親からの虐待にあい、引きこもっている

    

  目的論:引きこもりたいため、幼少期の虐待を理由として、持ち出している。

 

 つまり、原因論の立場をとると、現在の私はすべて過去によって決定済みであり、動かしようのないものになっていしまいます。だからこそ、アドラーは目的論の立場をとることにより、人は変われるということを前提においています。

 

 思い返すと私はこういう家庭環境で育ったからとか、こういったつらい経験があったからなど、過去を理由にして現在の私を決定していることが多々あることに気がつきました。

  • 他者の課題は考える必要がない

 例えば、昔、私は他者から嫌われることを恐れて、他者の視線を気にしながら生きていました。しかし、他者が私を好きか嫌いかを判断するのは誰の課題でしょうか。もちろん他者の課題です。つまり、私にはどうすることもできないのです。こうして、これは私の課題なのか、他者の課題なのかを判断していくと私がどれほど、他者の課題に介入していたかに気づくことができました。他者の課題に介入することこそ対人関係のトラブルの原因なのです。

 

 また、他者から嫌われることこそ自由である証なのです。他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払ってこそ、自分の生き方を貫くことができるのです。つまり、私を嫌ってる人がいる=私が自由に生きているということなのです。

 

 

 

 

 

 

今回初めて、本についてのブログを書きました!おすすめの本の一部について紹介させていただきました。うまくまとまってない部分が多々ありますが、ご容赦ください。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ブログ開設しました!読書をするきっかけとなった一つの出来事

 

はじめまして!やすと申します。

私は都内の大学に通う大学生です。

 

 

 私は現在一人暮らしをしているのですが、以前実家に帰った時に一つの気づきがありました。その気づきとは「科学は日々進歩していてそれを使わない手はない」です。

 

私は小学生のころから高校生の途中まで野球をしていました。そのころ私には個別で野球を指導してくれる方がいました。私が小学生の頃はとにかく厳しい指導でした。ストレッチでは開脚180度開かされ、ご飯も吐くまで食べさせられました。以前実家に帰った時その野球を指導してくれた方と一緒にご飯を食べました。そこでその人は言ったのです「今は野球を科学に基づいて教えているんだよね~。アメリカで行われた実験でどうやったらバットを早く振れるのか、正しいストレッチはどのようにするのかなどいろんなことがわかってるんだよね~」といいました。その話を聞き私はこう思いました「だったらお金持ちになるにはどんな要素が必要か、また日々何をしているのか、失敗する企業と成功する企業の違いは何なのかなど自分が普段から欲している情報の実験結果ももうでているんじゃない?」と。

 

その情報を得るための手段の一つが読書です。またお金持ちの9割は読書家であるという実験結果もあるようです。これが私が読書をする理由です。このブログの中にあなたが必要としている情報が一つでもあれば嬉しいです。ただ科学を妄信してはいけないということだけは注意しておきたいところだと思います。

 

 

このブログでは主に自分が読んだ本の要約をしていきたいと思います。

一日本を10冊~20冊読んでいるという読書家で知られるメンタリストDaigoさんのおすすめの本を中心に読んでいます。

 

 

よろしくお願いいたします。