bookmylife

このブログでは私たちの身の回りで起きていることを「科学」している本を要約していきたいと思っています

人とうまく付き合えていますか?「嫌われる勇気」

f:id:bookmylife:20201222233818j:plain


 

嫌われる勇気

今回私が紹介する本は「嫌われる勇気」です。

この本は私の対人関係の悩みを解消してくれた、いわば人生を変えてくれた本の一つです。

この本を読む前、私はいつも他社の目線を気にし、嫌われているのではないかと感じたり、誰かに笑われていると常日頃感じていました。

もちろん対人関係もうまくいくはずがありませんでした。

今日はそんな自分を変えてくれた本について特に共感した一部分について紹介していきたいと思います。

この本は心理学の三大巨頭と称される、アルフレッド・アドラー思想(アドラー心理学)の本です。

 

  • トラウマは存在しない

  原因論とは現在の私は過去の出来事によって規定されているとすることです。

一方で、目的論とは現在の私の目的のために過去の出来事を引用していることです。

  アドラーは徹底的に「目的論」の立場をとっています

 

  原因論:幼少期、両親からの虐待にあい、引きこもっている

    

  目的論:引きこもりたいため、幼少期の虐待を理由として、持ち出している。

 

 つまり、原因論の立場をとると、現在の私はすべて過去によって決定済みであり、動かしようのないものになっていしまいます。だからこそ、アドラーは目的論の立場をとることにより、人は変われるということを前提においています。

 

 思い返すと私はこういう家庭環境で育ったからとか、こういったつらい経験があったからなど、過去を理由にして現在の私を決定していることが多々あることに気がつきました。

  • 他者の課題は考える必要がない

 例えば、昔、私は他者から嫌われることを恐れて、他者の視線を気にしながら生きていました。しかし、他者が私を好きか嫌いかを判断するのは誰の課題でしょうか。もちろん他者の課題です。つまり、私にはどうすることもできないのです。こうして、これは私の課題なのか、他者の課題なのかを判断していくと私がどれほど、他者の課題に介入していたかに気づくことができました。他者の課題に介入することこそ対人関係のトラブルの原因なのです。

 

 また、他者から嫌われることこそ自由である証なのです。他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払ってこそ、自分の生き方を貫くことができるのです。つまり、私を嫌ってる人がいる=私が自由に生きているということなのです。

 

 

 

 

 

 

今回初めて、本についてのブログを書きました!おすすめの本の一部について紹介させていただきました。うまくまとまってない部分が多々ありますが、ご容赦ください。これからもよろしくお願いいたします。