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このブログでは私たちの身の回りで起きていることを「科学」している本を要約していきたいと思っています

調査の結果、人生の成功に最も必要なのは頭の良さではなく○○○だった「ヤバい集中力」

 

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 「ヤバい集中力」を手に入れる方法

 

人生の成功に必要な要素とは

 

・人生の成功に必要な要素とは頭の良さではなく「誠実性」である

 

・ここでいう「誠実性」とは目先の欲望に負けず大事なことにコツコツと取り組める能力=「集中力

 

・IQよりも集中力が高い人のほうが収入が高く、体を壊す確率も低く、メンタルを病まずに幸福に暮らす傾向が格段に強い

「集中力」こそが現代における最重要スキル

 

※本書には多くの集中力アップ法があるため、一部を厳選して紹介します

 

集中力アップ法1.カフェインをうまくとる

 

150~200mgのカフェイン(缶コーヒー1本分程度)を飲む

 

→約30分で疲労感が和らぎ、注意力の持続時間が向上する

→カフェインは5%前後の集中力アップ効果がある

 

注意1.一度にコーヒー2本(カフェイン400mg)以上を飲まない

→不安感、焦燥感の増加、頭痛、短期記憶の低下などの副作用がある

注意2.起床から90分はカフェインを飲まない

→人間は午前6時からコルチゾールという覚醒ホルモンが分泌される

→この時にカフェインをとると脳への刺激が強くなりすぎ、心拍数上昇、焦燥感、頭痛などの副作用が出る

コルチゾールは起床から90分で減り始めるため、カフェインをとるならそれ以降がよい

 

集中力アップ法2.報酬感覚プランニング

 

 即効簡易版シートを作る

1.理想イメージング:目の前のタスクを達成したら、どのようなポジティブなことが起きるのか想像して書き出す

例:上司に褒められる、達成感が得られるなど

2.ポジティブ選択:1で上げたメリットの中から、最も自分にとってポジティブなものを1つだけ選ぶ

3.障害コントラスト:そのタスクを達成する際、起きそうなトラブルをいくつか想像して書き出す

例:同僚が急に話しかけてくる、ついついSNSをチェックしてしまうなど

4.ネガティブ選択:3で書き出したトラブルの中から、もっとも自分にとってデメリットが大きいものを選ぶ

5.質問型アクション:あなたがすべきタスクを次のフォーマットに落とし込む

【自分の名前】は【時間】に【場所】で【デイリータスク】をするか?

 

集中力アップ法3.ドーパミン

 

朝イチは簡単なタスクから手を付けると集中力がアップする

→簡単なタスクをこなす

→達成感をおぼえ、ドーパミンが放出

ドーパミンが注意力、モチベーションを引き出し、次のタスクの集中力アップ

 

「5のルール」で小さな不快を重ねる

例:仕事を辞めて休憩したくなったら、あと5分だけ続ける

  ふとスマホをチェックしたくなったら、あと5分だけ目の前の作業を続ける

  読書に集中できなくなったら、あと5ページ読む

 

集中力アップ法4.セルフイメージ

 

ステレオタイピング

有能な人を思い浮かべるだけで人間のパフォーマンスはアップする

例:プレゼン前にジョブズを思い出す

  運動テストの前に一流アスリートを思い浮かべる

 

ジョブ・チェンジング

問題のタスクに対して自分に新たな肩書きをつける

例:病院の清掃員→病院のアンバサダー

 

ピア・プレッシャー

できる人間に近づけばあなたもできる人間になり、周囲の生産性が低ければあなたの生産性も下がる

例:熱心に勉強する人が集まるカフェに行く

  同じ目標を持った人がしのぎを削るコミュニティに参加する

  会社内のハイパフォーマーと友達になる

 

集中力アップ法5.聖域を作る

 

専用スペースを作る

自分がやるべきタスクの種類によって、専用の作業エリアを用意する

例:勉強するときはリビングだけで行う

  仕事をするときは自室のデスクだけで行う

  自宅で運動するときはキッチンの近くだけで行う

 

スマホの魅力を低下させる

スマホの画面をモノクロに変える

人は激しい色彩に強く引き付けられるため、地味なモノクロにはさほど反応しない

iPhoneの設定で「グレイスケール」をオンにすれば画面がモノクロになる

 

どれか一つでも気になったものがあれば試してみてください!