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このブログでは私たちの身の回りで起きていることを「科学」している本を要約していきたいと思っています

ハーバードの心理学講義から学ぶ、人生における8つの教え「ハーバードの心理学講義」

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「ハーバードの心理学講義」

1.個人的な評価基準は自分が物事を見るための枠組みにもなる一方、閉じ込める檻にもなる

個人的な評価基準:「かっこいいーかっこ悪い」「明るいー暗い」「面白いー退屈」など

→これらの評価基準を多く持っていればいるほど、人への解釈の自由度が増す

 

2.生まれ持った固定的な性格は人生に大きな影響を与えるが、人は自分の大切なもののために、別人を演じることができる

→長期間別人を演じると心身に負荷がかかる

→だからこそ遺伝的な気質と社会的な環境が一致すると成功する

 

3.人生を自分でコントロールできるという主体性は、人生にポジティブな影響をもたらすが、コントロールできない側面には注意を払うことが必要

→人生にはコントロールできないことが起こりうるということを忘れてはいけない

 

4.忙しいライフスタイルは遊びなどにより緩和されないと、健康を損なう可能性がある

 

5.状況に応じて自分を変える人とどんな状況でも自分を変えない人がいる

→あなたの前に人が立っているとして、その人から「あなたの額に指で”Q”を書いてみてください」といわれたとする。額に「Q」を書いてみてください

→Qの出っ張り部分を自分から見て右側に書いた人は前者、左側に書いた人は後者

 

6.クリエイティビティには大胆な想像力とコミットメントが必要だが、それを実現するためには周りのサポートが必要

→クリエイティブな人が革新的な方法で周りに影響を与えるが、補完的な性格を持つ他社に支えられてはじめて革新的なプロジェクトが実現する

 

7.場所と性格は密接に結びついていて、性格によりどんな都市や地域に惹かれるのか違いが生じる

→誰かにとって幸福な場所も、誰かにとっては苦痛の場所となる

 

8.パーソナル・プロジェクト、特にコア・プロジェクトは人生にとってとても重要で、意義をもたらしてくれる

パーソナル・プロジェクト:人が日常生活の中で追い求めている個人的に重要な行動

例:ギターの習得、5キロやせるなど

コア・プロジェクト:パーソナル・プロジェクトの中で「人生そのもの」といっていいほど重要な行動